この記事は、
地方・郊外に実家(戸建て)がある人 親が高齢になってきた人 実家が台風の影響を受けた可能性がある人
そんな方に向けて書いた記事です。
この記事を読めば、実家の火災保険申請のコツ がわかります。
この記事を書いている私は、
自宅や実家、所有しているアパートなど火災保険を自分で申請して、
トータル1500万ほど火災保険の認定金を受け取りました。
すべて自分で申請していて、
保険代理店は通さずに、直接 保険会社へ申請しました。
そんな私が、「実家の火災保険申請のコツ」について書きました。
「本記事の内容」
1.実家の被害把握は難しい
私の実家は、九州で
頻繁に台風の影響を受けています。
その都度、一人暮らしの高齢の父に、
電話で被害の有無を確認しますが、
それよりも、自分の身体の不調の方が
まさるので、その話しかしてきません。
こちらとしては、身銭を切って保険を
かけているので、被害があれば申請したい。
あちらは、「ココが痛い、ドコが痛い」
と話を聞いてほしい。
全く話が噛み合わず、物事が進展しません。
重ねて、記憶も曖昧だったりするため、
台風前から壊れているのか、
台風で壊れたのか、ハッキリしないことが
多いです。
また、あまりにしつこくコチラが
ヒアリングしていると、
「今回は大丈夫だったみたい、
心配しなくて良いから」と、
自分の話が終わると、
コチラの話を終わらせようとします。
また、仮に被害がありそうだということが
わかっても、父はスマホではありません。
写真を撮って、サッと私にメールで送る
ことが出来ないため、場合によっては、
近くの親戚を頼ることになります。
何のために、こんな事を私はやっているのか?
と、大抵の場合、この辺りで心が折れそうに
なります。
でも、私は諦めません。笑
過去に簡単な修理をお願いしたことのある
業者さんに、
「どうも台風で被害を受けたらしいので、
一度、建物を見てもらえないか?」
とお願いすることにしました。
この業者さんは、父も面識があるため
調査をすんなり受け入れてくれました。
この業者さんがいてくれたおかげで、
いくつかの台風被害を確認することが
出来ました。
このように、遠方の実感の被害の把握は
とても困難を極めます。
2.手続きのハードル
「火災保険の契約者を私にした」
以前は、父の名義で火災保険を掛けていたため、
被害申請の請求をすると、実家宛に申請書類が
郵送されていました。
父は、届いた郵便全てを確認していないため、
届いた郵便物を放置していることがありました。
そのため、申請書類を私宛に転送してほしい、
とお願いしていても、転送されないことが
ありました。
「認知症では?」と心配になり、
病院で検査してもらうと、大丈夫とのこと。
性格的な要素が強いようです。
そこで私は、ある時から、
保険契約者を私にすることにしました。
火災保険の場合、
保険契約者と被保険者とあります。
保険契約者は、保険に加入する人
被保険者は、建物の所有者です。
建物は父の名義なので、私の場合、
保険契約者:私
被保険者:父
となっています。こうすることで、
書類のやりとりは全て私宛に届くようになり、
格段に手続きの負担が減りました。
一方、ディメリットとしては、
契約者は私なので、保険の支払いが私宛にきます。
これについては、帰省時に父と精算しています。
3.帰省時がチャンス
結局、電話だけのやりとりで、
被害を把握し、業者を手配し、
全てをこなすのは大変です。
帰省した時がチャンスで、
例えば、
・地元の修理業者を探しておく ・被害写真を撮ってくれる人を探しておく ・その時に、迷惑をかけそうな人に挨拶しておく
など、先手で手を打っておくことが必要です。
実家が被害を受けた時は、同じ地域の人たちも
同様に被害を受けているケースが多いです。
そんな中、遠方に住んでいる私のお願いごとを
聞いてもらえるような関係づくりを普段から
行っておくと良いです。
簡単な方法として、
帰省する時に「お土産」をたくさん買って、
帰省した時に配りまくります。
これだけです。笑
実践してみて下さい。
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