火災保険を自分で申請する時の【3つのポイント】

火災保険申請のコツ

この記事は、

・火災保険申請をこれから自分でやる人
・少しでも多く認定金を受け取りたい人
・申請のコツがあれば知りたい人

そんな方に向けて書いた記事です。

この記事を書いている私は、
自宅や実家、所有しているアパートなど火災保険・地震保険申請を自分で申請して、トータル1500万ほど保険の認定金を受け取りました。すべて自分で申請していて、保険代理店などは通さずに、直接保険会社へ申請しました。

その経験の中で、
「もっとこうしておけば良かった・・・」
「知っていれば、こんなことにならなかったのに・・・」
といった失敗の経験もありました。
逆に、スムーズに認定になった経験など、
ここでは、あなたにとって役に立つ情報を共有したいと思い、記事にしました。

ここでは、

「火災保険を申請をしたことが無い」
「自分で申請してみたい」

という方に向けて解説していきます。
読み終える頃には、あなたも火災保険の申請の達人になっているでしょう。

 

1.火災保険を自分で申請する時の3つのポイント

・ポイント1:保険会社への連絡のタイミング

あなたが思っている以上に重要なのが
「保険会社への連絡のタイミング」です。
保険会社への被害の連絡はなるべく早く行ったほうが良いです。

火災保険は過去3年以内の被害であれば受け付けてもらえるのですが、被害が発生してから時間が経過しすぎると、
保険会社は「なぜ、こんなに連絡が遅くなったの?」と色々と詮索します。これは、最近申請サポート代行業者が増えてきたせいもあると思います。

理由があって連絡が遅くなるのは仕方ありませんが、
資料を揃えてから連絡するのではなく、
被害を発見したらすぐに保険会社に連絡するのがベストです。
保険会社によっては電話だけでなく、ネットでも事故受付できる会社も多いです。
被害の発生や発見をしたら、すぐに保険会社に連絡をいれておきましょう。

・ポイント2:被害写真の撮り方

火災保険を申請する時の必要な資料として、
被害写真と修繕見積もり」この2つは必須になります。

被害写真は、修繕見積もりをお願いしている
業者にお願いしよう、
そう思う方も多いでしょうが、
可能であれば、自分で写真を撮ることをオススメします。
理由は、写真撮影がヘタな業者さんが多いからです。

もちろん、被害場所によっては
撮影が困難なケースがあると思います。
その場合は、業者さんにお願いするしかありません。

業者さんにお願いする場合は、
被害箇所を必ず「引き・拡大」2つの視点で
撮影することをお願いして下さい。
撮影が下手な人は、被害箇所の拡大写真ばかりで、
被害箇所が建物のどのあたりにあるのか、
さっぱりわかりません。

具体例を出してみます。

業者さんに写真をお願いする時は、
写真は多めに、かつ「引きと拡大の両方」で
撮影をお願いしましょう。

・ポイント3:修繕見積もりの用意

修繕見積もりは修繕業者に依頼します。
人によっては、業者に依頼するのがおっくうな方もいるかもしれませんね。私がそうでした。

ネットで検索すると、修理業者・修繕業者がたくさん出てくるので、その中から選んで見積もり依頼をします。
最近は、見積もりサイトなどで検索して依頼すると、
工事をお断りする時も直接業者にでなく、仲介サイト経由で断れたりするので、気持ち的にも楽だと思います。

参考までに、見積もりサイトを紹介しておきます。

 

屋根関係
雨漏り修理ご利用シェアNo.1【雨漏り修理110番】

外壁関係


屋根・外壁 以外の見積もりはこちら


2.損しない申請の3つのコツ

コツ1:他にも被害は無いか?探してみる
コツ2:見積もりは常識の範囲内で高めに作成してもらう
コツ3:被害写真に解説コメントを付け加える

コツ1:他にも被害は無いか?探してみる

一般的に「被害」というと、「壊れている」ところを探すことになります。

誰が見てもわかるような被害は気づきやすいですが、
小さいな被害は見落としがちです。特に、屋根の上や高いところは気にして見てみないと見落とします。
私の場合、3・4万円程度の望遠カメラで屋根を撮影して、
PCで写真を拡大して探してみたりしました。

コツ2:見積もりは常識の範囲内で高めに作成してもらう

良心的な業者さんほど、値引きしてくれたり、
「ここはサービス工事でやります」といったお話をくれることがあります。
その時は、最初から「火災保険に申請するので、定価で見積もり作成お願いします」と伝えます。
そして、保険申請が通り、実際に工事をお願いする時は、値引きやサービスをお願いしています。

ここで、注意点があります。屋根や外壁の修繕見積もりを依頼する場合は、部分補修と全体修繕の2パターンで見積もりをお願いする、です。
ほとんどの業者が被害箇所だけの修繕見積もりでなく、屋根全体、または外壁全体の修繕で見積もりを作成してくることが多いです。

業者としては、高額な工事で受注したい、と考えるのは当然です。しかし、火災保険の対象となる被害箇所以外も含めた見積もりだと、否認される、または減額されてしまうケースが多いです。

そこで、私の場合、部分補修と全体修繕の2パターンで見積もりをお願いしています。
過去に火災保険の被害の対象箇所以外の修繕も含まれた見積もりを提出してしまったことで、必要以上に減額されてしまったことがあったからです。
安易に被害範囲以外も含めて申請するのは、減額されてしまうことがあるので注意しましょう。

コツ3:被害写真に解説コメントを付け加える

自分で撮った写真なら、どこにフォーカスして撮影したものか、
わかると思いますが、他人が撮影した写真だと、この写真で何を伝えたいのか、
意味不明なことが多々あります。

特に、パッと見被害があるのかないのか、わかりづらいケースほど、
撮影した写真にコメントで解説を付け加えることをオススメします。
そうすることで、保険会社のほうでも審査が早くなったり、スムーズに
認定になることがあります。

3.損害保険鑑定人による現地確認とは

提出した資料(写真・見積もりなど)だけでは被害の状況・範囲が
不明瞭な場合、現地確認を求められるケースがあります。
こうなると、あなたが提出した見積もり通りの金額で認定される
ことはほぼありません。減額される可能性が高くなります

現地確認は、保険会社から依頼された鑑定会社の人(損害保険鑑定人or建築士など)が現地を見に来ます。
保険会社から仕事をもらっている立場の人なので、彼らが来るという事は、
提出した見積もりよりも査定が低くなる可能性が高くなります。

現地確認が終わると、数日後、保険会社経由で結果の報告が電話or郵便であります。
結果に不服がある場合には、説明を求めたり、異論を主張をすることもできますが、
提出した見積もりよりは減額されることが多いです。

ここまで、火災保険を自分で申請する時の注意点・コツを解説しました。少しでも、皆様のお役に立てれば幸いです。

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