火災保険 代理店の選び方

火災保険の選び方

この記事は、

火災保険を検討している人
どの保険会社を選んだら良いか悩んでいる人
保険代理店によって違いがあるのか知りたい人

そんな方に向けて書いた記事です。
この記事を読めば、どんな保険代理店を選べば良いか、がわかります。

この記事を書いている私は、自宅や実家、所有しているアパートなど火災保険を自分で申請して、トータル1500万ほど火災保険の認定金を受け取りましたすべて自分で申請していて、保険代理店は通さずに、直接 保険会社へ申請しました。そんな私が火災保険の代理店の選び方について書きました。

「本記事の内容」

 

保険代理店の選び方

大手の保険会社に加入しようとすると、代理店経由で見積り・申込みをすることになります。

どんな保険代理店が私達にとってメリットがあるのか、見ていきたいと思います。私としては、契約者がどんなタイプの人なのかによって、オススメの代理店が変わるかな、と思っています。

タイプ1:保険の被害申請など自分で出来る人
タイプ2:被害申請、その他を代理店に相談したい人

タイプ1の方は、ぶっちゃけどの代理店経由で申込みしても問題ないと思います。
タイプ2の方は、一人社長or少数で運営している代理店か、優秀な担当者がいる代理店が良いです。でも、優秀な担当者かどうかは紹介や口コミなどの情報が無い限り、判断が出来ないので、結果として、「一人社長or少数で運営している代理店」がオススメ、ということになります。

そもそも、保険代理店の役割としては、保険の契約業務がメインで、被害の申請業務などの保険請求業務は「後向きな業務」=やりたくない業務、だということを理解しておいて下さい。保険会社も代理店も、契約者が収めた保険料から、経費や保険金の支払い等を差し引いて、残りが利益となります。保険金の請求・支払いの手続きは、自分たちの利益を削る行為です。この請求業務をやればやるほど利益が減ります。そして、保険代理店は火災保険の他にも、自動車保険や生命保険を扱っていたりします。保険の支払い請求業務で評判が悪かったり、口コミに悪く書かれてしまうと、儲けの柱である生命保険や自動車保険の募集活動に支障が出る訳です。特に、小規模な代理店ではその悪評の影響が大きいです。そのことからも、一人社長or少数で運営している代理店であれば、保険請求についても親身に対応してくれる可能性が高いです。

一方、銀行や不動産会社が行う代理店業務はどうでしょう。これらは副業として保険の代理店を行っています。保険とは別に本業があり、本業で稼ぎつつ保険の代理店を行っています。住宅ローンや不動産購入の手続きの一環として行っており、保険に加入して頂ければ利益の上乗せに繋がりますが、あくまで本業は別です。火災保険の請求について詳しい知識がある、とは言い難いです。

逆に、一人社長or少数で運営している代理店のディメリットもあります。倒産or保険代理店を止めてしまうケースです。私も実際にありました。しかしその場合は、別の代理店に引き継がれたのか、知らない代理店から案内が届くようになりました。

対応の悪い代理店で加入した場合の対処

a.保険会社を変更する
b.保険会社にクレームを伝える
c.あきらめる

a.保険会社を変更する

保険会社のHPを見ると、代理店変更についてこのような記載があります。

基本的には変更出来ないようです。それでも、変更したいとなれば「保険会社の変更」という最終手段があります。
現在の火災保険を解約して、新たに加入し直すという方法です。解約時に、残期間分の保険料は返ってきます。しかし、ディメリットとして、加入し直すと保険料がバカ上がりします。火災保険料は年々上昇しています。入り直すと、保険料が上がってしまう恐れがあります。保険会社を変更するか、しないか、冷静に判断しましょう。

b.保険会社にクレームを伝える

HP経由か電話で、不満の内容を伝えましょう。改善されるか否かは、わかりませんが、対応が好転することを期待して声を上げましょう。

c.あきらめる

代理店に過剰な期待を抱いても仕方ありません。自分で知識を身につけて、代理店ナシでも保険請求の手続きは可能なので、粛々と自分で進めていきましょう。

実際に聞いたヒドイ代理店の対応事例

私が火災保険を頻繁に活用している話を聞いた知人が、自分でも申請してみようと、保険代理店に連絡を入れたそうです。

知人「台風のあと、雨漏りがするようになったので、請求できますか?」
代理店「雨漏りは経年劣化なので、対象外なんです」

知人は、千葉県在住で、代理店は大阪にある代理店で、なぜか以前、飛び込みで営業を受けて火災保険に加入したそうです。よく聞くあるあるな話ですが、保険契約者の被害の伝え方が悪いと、代理店から、「対象外」「ご加入の保険ではお役に立てない」という回答が返ってきます。現地や写真を見た上での回答ならまだ理解出来ますが、電話で状況を聞いただけで「対象外」と返事して片付けてしまうのは、いかがなものかと思ってしまいます。一般の人は、代理店(=プロ)がダメと言えば、ダメなんだろうな、と思ってしまいます。極端な事例かもしれませんが、実際に聞いた話です。

 

いかがでしたか。これから保険加入を検討なさる方のお役に立てば幸いです。

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