この記事は、
地震保険をつけるか悩んでいる人 ツーバイフォー建物で地震保険に 加入している人 地震保険を申請する人
そんな方に向けて書いた記事です。
この記事を読めば、
「ツーバイフォーの地震保険のコツ」
がわかります。
この記事を書いている私は、
自宅や実家、所有しているアパートなど
火災保険・地震保険を自分で申請して、
トータル1500万ほど火災保険の
認定金を受け取りました。
すべて自分で申請していて、
保険代理店は通さずに、
直接 保険会社へ申請しました。
そんな私が、
地震保険申請のコツ
【ツーバイフォー編】
について書きました。
1.地震保険 いくらもらえるのか?
地震保険の受け取れる保険金は、
こちらの表で確認できます。
例えば、
火災保険に2000万、
地震保険に1000万加入している場合、
一部損に認定されると、
1000万 ☓ 5%=【50万】
もし、小半損だと、
1000万 ☓ 30%=【300万】
いづれも大きな金額です。
これらが受け取れる可能性があります。
2.ツーバイフォー建物 チェックポイント
では、どんな被害があれば、
この地震保険を申請できるのでしょうか?
ツーバイフォー建物の基準は、
下の表の通りです。
(損保ジャパンHPより)
実は、ツーバイフォー工法や
木質パネル工法などの壁工法は、
最も地震保険の認定が得られやすい
建物になります。
ハウスメーカーで言うと、
三井ホームやミサワホーム、
スウェーデンハウス、木下工務店
などがあげられます。
基本的には、
「外壁・基礎・内壁・屋根」
の4つだけを見て判断します。
これ以外は、どんなに被害を受けて
いても無視されます。
この基準表を見ただけでは
一般の人は、どんな被害なら申請
出来るのか、よくわかりません。
私が地震保険を申請した経験から
言うと、
・基礎のヒビ ・外壁のヒビ(1階のみ) ・内壁のヒビ(1階のみ)
これらを探してみることをオススメ
します。
探せたら、見失なわないように
印をつけておくと良いです。
(私は後で剥がしやすい
養生テープを利用してます)
【手でも切れる養生テープ】
ツーバイフォー建物の被害を
探す時の最大の特徴が
「内壁」です。
室内の「入隅」(いりすみ)を見ます。
入隅の場所を間取りで見てみると、
「矢印」で指している箇所になります。
(全ての入隅に印している訳では
ありません)
(間取り一覧 マドリーHPより)
これらの内壁の入隅にヒビや亀裂、
クロスのシワなどが発生していないか、
探します。
この入隅のヒビの数が多いと、
一部損の上のランクの小半損が
得られやすくなります。
外回りについては、
外壁面、基礎にヒビが無いか?探します。
厳密には、保険会社から派遣されて
見に来る損害保険鑑定人が、
そのヒビをどのように判断するか、
に委ねられます。
また、その時の地震の震度や規模も
関係してきます。
震度で4以上、マグニチュード6以上
くらいの規模が求められます。
いづれにしても、ヒビを見つけたら
申請してみるのが良いです。
認定されなくても何のディメリットも
ありません。
費用もかかりません。
3.地震保険 申請の方法
申請は簡単です。
保険会社に連絡して、
「いついつの地震で基礎or外壁
or内壁にヒビが入った」
と連絡するだけです。
あとは、保険会社からの
指示に従って、手続きを進める
だけです。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
ただし、
ツーバイフォー建物の申請において、
とても重要なポイントがあります。
それは、
「この建物はツーバイフォーです!」
と鑑定人に伝えること。
一般の人は、保険会社から派遣されて
見に来る「損害保険鑑定人」なら
建物を見れば、
在来木造かツーバイフォーか、
わかるんじゃないの?
と思うかもしれません。
私は、過去の申請で、
ツーバイフォー建物を在来木造で
損害判定され、過小判定されたこと
があります。
最初見に来た時は、在来木造で
一部損と判定されました。
受け取った保険金は約50万
私は、
「あれ?ツーバイフォーなのに、
室内を見ていかなかったなー」
と違和感を感じたため、
再鑑定を依頼したところ、
最初に来た鑑定人は
ツーバイフォーを在来木造として
損害判定していた、とのこと。
「それは、ダメだろ!!!」
再鑑定の結果、小半損となり、
約300万を受け取ることが
出来ました。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
コメント